こんにちは!
無職です😉
「労働からは逃げられない」
FIREについて考えていたら、人は労働からは逃げられないという結論に至りそうです😭
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FIREとは
FIREとはアメリカ発祥のムーブメントであり、「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」の頭文字とっています。
早めに資産を作って、とっとと仕事を辞めよう!🤗っていうムーブメントです。
必要な金額を考える
一般的にFIREに必要な金額は年間生活費の25年分と言われています。
例えば、毎月の生活費が20万なら年間生活費は240万円ですので、FIREするためには6000万円ほどの資金が必要になります。
この6000万円を株式等で運用しつつ、年間4%ずつ取り崩して生活すれば資産が枯渇しません。
俗にいう「4%ルール」です。
4%ルールは、アメリカのトリニティ大学での研究をもとに1998年に発表された「持続可能な引き出し率の選択」という論文を根拠にして導かれたルールになります。

4%ルールの懸念点を考える
FIRE自体がアメリカ発祥のムーブメントであるため、「4%ルール」もアメリカ基準の考えとなっています。
ではなぜ、4%か疑問に思ったことはあるでしょうか🤔
4%の根拠は
7%(S&P500の平均リターン)ー3%(アメリカのインフレ率)
で、考えられています。
つまり、年利平均7%のS&P500に投資しつつ、年間インフレ率3%を考慮して4%が最適だということで「4%ルール」が根付いたとも言われています。
しかし、この「4%ルール」はアメリカ基準の考えであり、日本に当てはめると違ってきます。
日本ではインフレ率は年間1%もありません。むしろ、デフレ気味です(最近はインフレが進行していますが…😂)
そのため、仮に日本の基準で考えると
7%(S&P500の平均リターン)ー1%(日本のインフレ率)
で、「6%」となります。
ただし、日本では株式の売却益に約20%の税金がかかるので、そこから税金分を考慮すると、「4.8%」になります。
4.8%であるなら、年間生活費の21年分の資金で十分となります。
例えば、毎月の生活費が20万で、年間生活費が240万円なら
5040万円の資金でFIREが達成となります。
日本基準で考えると、必要な金額が減るのではないかと思います🤔
リスクについて考える
上記の考えは、あくまで「S&P500の平均リターンが7%」であることや「日本のインフレ率が1%以下」などのことが前提の話となります。
しかし、未来は誰にもわからないので、今後変わるかもしれません。
例えば、S&P500の平均リターンがもっと良くなるかもしれませんし、日本が毎年2%インフレするかもしれません。または、株式の売却益の税金が30%になるかもしれません。
結局は、「4%ルール」でも「4.8%ルール」でも目安するだけで明確な基準はその時によって変わるのではないかと思います。
その時、時代によって、5%ずつ取り崩しても、お金が減らないかもしれませんですし、3%ずつ取り崩しても、お金が残らないケースも考えられます🙄
解決策を考える
その時の社会のルールや流れによって、FIREの基準が変わります。
そしてその解決策は
- 生活費を下げる
- FIRE後も別の収入源を作る
- 勉強して節税手段を考える
のが良いかと思います。
別の収入源を作っておけば、最悪株式からの収入がなくなっても、お金には困りませんし、生活費が低ければ稼ぐお金も少額でいいです。
また、日本は株式の売却益の税金が高いです。なので、税金の勉強をして節税の手段を考えるしかないのかな、と思います🤔
まとめ 現実は無常なり
4%ルールについて考えると
- アメリカ基準 7%(S&P500の平均リターン)ー3%(アメリカのインフレ率)=4%
- 日本基準 7%(S&P500の平均リターン)ー1%(日本のインフレ率)から税金分を引く=4.8%
日本では「4.8%ルール」でもいいのではないかと考えます。
しかし、「4%ルール」でも「4.8%ルール」でも前提となる要素があるので、それらが今後変われば、お金が足りなくなるケースもあるかもしれません。
FIRE後もお金が足りなくなるかもしれない、その不安をぬぐうためには「FIRE後も別の収入源を作る」ということが大事です。
「お金のためにやりたくない仕事」を続けるのではなく、「お金のためでなく自分のやりたい仕事」をやれるのがFIREの最大のメリットであり、労働は必要です。
結局のところ、我々は労働からは逃げれないのかもしれない、という結論になりそうです…😭
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