こんにちは!
クマです。
会社員の皆さんは今の会社には新卒で入った方多いのではないでしょうか?
新卒一括採用、終身雇用、年功序列
よく聞く日本の会社員の働き方です。
新卒で入った会社で定年まで働き、年齢と共に給料が上がっていき、定年後は退職金と年金で老後生活をするというのが一般的には考えられていることではないでしょうか?
しかし、この考え方は非常に危険です。
なぜならこの生き方は戦後の日本、高度経済成長期に合っていた働き方で今の時代には合ってないからです。
今は「昭和」ではなく「令和」です。
時代に合わせて働き方を変えていかないといけません。
なぜなら今の日本では
- 終身雇用制度の崩壊
- 退職金額の減少
- 少子高齢化
が、確実に進行しています。
- 将来が不安
- 今の会社にこのまま居てもいいのか不安
- 老後は安心して暮らせるか不安
こんな方々の参考になればと思います。
目次
終身雇用制度の崩壊
今の日本では終身雇用制度は崩壊しつつあります。
その理由は世界から見た日本企業の生産性のなさが挙げられます。

表をみてわかるように
平成元年には時価総額のトップ10中7社は日本企業がランクインしているのにもかかわらず、
平成30年には一社もランクインしていません。辛うじて35位にトヨタ自動車がランクインしています。
つまり、世界で日本の物やサービスが売れていない今、収益性が下がり給料に影響が出ているのは当然です。
収益性が下がれば給料が増えないだけではなく、リストラも増えることが予想されます。
また、経団連の会長とトヨタ自動車の社長が
「終身雇用を守っていくのは難しい」
といった発言もありました。
国も日本で一番大きい会社で終身雇用が維持できないとなれば、必然的にすべての会社員が終身雇用を維持できなったと言えます。
退職金額の減少
次に退職金の減額です。
先ほど述べた通り、世界での競争力が低くて収益性が下がれば退職金にも影響が出てきます。
現在と20年前とでは退職金が平均1000万以上減額しているというデータもあります。

退職金が減っていく流れがあるなかで、20年後30年後にも退職金が出るとは思わない方がいいでしょう。
もし、定年時退職金が出なくても世の中の流れ的に仕方ないことです。
少子高齢化
最後は皆さん知っている通り少子高齢化が進行しています。
その原因は、上がらない給料、増える税金、女性の社会進出等様々な要因があると思います。
そしてこの流れを止めるのは難しいです。
少子高齢化に伴い、日本の人口も減少していきます。
少子高齢化が進めばますます財源確保のため今よりも社会保険料の増加や税金が上がることが予想されます。
また、人口の減少にともない国中での物やサービスの売れ行きが下がります。
そうなれば、さらに給料低下の負のスパイラルに入ることも予想されます。
また、人口が減れば空き家も増えるので昔の感覚で新築の家を建てるようなことをしても
家の資産価値は無いに等しくなってきます。
対策
さて、ここまで解説してきて日本の未来はお先真っ暗ということを理解していただけたかと思います。
けれど、ただお先真っ暗な世の中の話をしたかったわけではありません。
現状を正しく認識し、対策していくことで未来は変えられると思っています。
そしてその対策とは
- 副業
- 投資
であると考えています。
会社員一本に収入を頼るのではなく収入減を複数増やす必要があります。
また、国内の経済成長が見込めなくても世界経済は成長するので世界の企業に投資し、
分け前をもらうことで資産を増やしていけるでしょう。
まとめ
日本の未来がお先真っ暗だと思った方も、あきらめないで現状を知り対策することで
少なくとも自分や周りの大切な人は守っていけると思います。
また、一人一人が行動し変えていくことで日本経済が少しでも良くなっていけばと思い
今回は記事を書かせていただきました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
以上、クマでした。