日本では30年間で多くの変化があったかと思います。
今から30年前というと、1990年ごろ日本はバブルが弾けた時期かと思います。
私は3歳ほどなのでまったく記憶にありません。
しかし、世の中が大きく変わったことはわかっています。
例えば、1990年ごろは現在のようにインターネットやパソコンはそこまで普及しておらず
今では当たり前のように使用しているスマホどころか、携帯電話ですら復旧していませんでした。
30年という中で多くのことが変化しましたが、
今回は30年間で変化したお金に関する事を紹介していきたいと思います。
目次
平均年収
日本の平均年収は30年経っても増えていません。
増えるどころが減っています。😱
それがわかるのがこちらのグラフになります。

見ての通り30年間で平均給与は
約450万→約430万に減少しています。
しかし、物価は上昇しています。
なんとなく感覚的に昔の方が物の値段が安いというイメージはありませんか?
収入が減っているのにも関わらず、物の値段が上がっていれば
昔の年収500万と、現在の年収500万では物が買える量が変わってきます。
30年前の感覚の年収500万ほど今は豊かではありません。
社会保険料
次は社会保険料です。
社会保険料とは労働者が怪我や失業、高齢により働けなくなった場合に給付を受けるための制度です。
例えば、医療保険、年金、雇用保険等があたります。
日本は少子高齢化により高齢者が増えています。
高齢者が増えるという事はその分社会保険料が多く使われるという事。
つまり、社会保険料の負担が大きくなっていきます。
そして、30年間で少子高齢が進行しその負担額が
年8.4%→年12.9%まで増加しました。
年で4.5%も負担額が増えています。
年収500万なら、年23万ほど負担が増えています。
少し古いデータになりますが、それがわかるのがこちら↓

絶望しかありません。😱
退職金
お次は退職金です。
退職金は一度ブログでも書きましたが、30年前と比べると減っています。
詳しくはこちら
結論だけを言うと
30年間で約1000万減っています。
そして、今後もこの減少は続くと思われます。😨
消費税
次は消費税。
消費税は1990年ごろは3%でしたが
今ではご存じ、10%。
3倍以上上がっています。
それだけ、物を買うのにお金がかかっているという事です。😨
預金金利
次は金利預金です。
銀行にお金を預けておくともらえるお金ですね。
30年間前は年利3.5%
100万円を預けると、年3万5000円ほど毎年もらえます。
しかし、現在は普通預金年利0.001%
100万円を預けると、年10円もらえます。
お金を預けていてもお金は増えません。
貯金が強かった時代は終わったという事になります。
まとめ
以上のように30年間で変化したものをまとめると
1990年 | 2020年 | |
平均年収 | 約450万 | 約430万 |
社会保険 | 年8.4% | 年12.9% |
退職金 | 約2800万 | 約1800万 |
消費税 | 3% | 10% |
預金金利 | 3.5% | 0.001% |
となります。
単純にいうと、収入は減っているのに出ていくお金が増えたという事になります。😭
この現状を知ってしまうと、日本という国に絶望しかありません。
この流れが簡単に止まるとは考えにくいです。
私たちにできることは現状を知り、その対策をすることだけだと思います。
それは、節約し、副業等で収入を増やし、余剰資金は投資に回すという事です。
日本がダメになっていこうと、他国の分け前をもらい暮らしていくことは可能だと考えています。
一人一人が国や会社に頼らず、生きていく手段を確保する必要があると思います。
しかし、いい事もあります。
インターネットやスマホの普及により
今はいろんな方が、節約、副業、投資について発信しているので是非ほかの方を参考にして
自分で今後の生き方を考えてみてください。
以上、何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
以上、クマでした。