みんなどのくらい貯金しているんだろう?1000万あれば人生安定しそうだよな~。
こんな疑問を持っている方いるかもしれません。
1000万という大台に入るとなんだか安心できると考えている人がいます。
私は20代のうちに1000万ほどは貯金できましたが、特別「安心できた」という事はありませんでした。
現在はもっと資産が増えましたがそれでも安心感を得られません。現在無職なのでさらに安心など出来ていません。
- 貯金1000万あれば人生安心できると考えている方
- 貯金が1000万できた人の心理
貯金が1000万を超えても安心できない理由
まずはじめに単身世帯の貯金額の平均値と中央値は以下の表になっています。

同年代から見ると私は平均以上に貯金ができた方です。
私が貯金を1000万貯める事が出来た理由は3つあります。
- 倹約
- 倹約
- 倹約
つまり倹約により貯金を作ったのです。
元々物欲が少ないため物をあまり買わなかったことも大きいでしょう。
また、年収が特別高い訳でもありませんでした(年収300万~400万ほど)
それでも貯金をできたのは倹約のおかげです😉
一生分の生活費を賄いきれない
まず1つ目の理由としまして一生分の生活費を賄いきれないからです。
人生100年時代と言われる現在、仮に30歳で1000万貯金できたとしても残りの人生は70年あります。
年金がもらえたとしても、65歳までの35年間を1000万円で生活するのは難しいです。
「失業保険」などを利用すれば多少は長持ちするかもしれませんが、焼け石に水状態です。
もしかしたら、1000万あればフルタイムで仕事を辞め、アルバイトやパートなどの選択肢が選べるようになるかもしれませんが、フルタイムの仕事を辞めるには不安な金額です。
1000万円は大金ですが、人生を変えるほどの力はありません😂
人生の3大支出が賄えない
2つ目の理由としまして人生の3大支出を賄えないからです。
一般的に人生の3大支出はこのように言われています。
- 住宅資金
- 教育資金
- 老後資金
「個人のライフスタイル」によるところが大きいですが一般的に支出が大きい所です。
必要な金額をイメージとしますと
- 住宅資金…4000万
- 教育資金…2000万~3000万
- 老後資金…2000万
といった所でしょう。
1000万というお金は大金ですが、人生の3大支出を賄うには全く足りません。
10年かけて貯金しても人生に必要なお金は全く足りません😭
不確定な要素が多い
3つ目の理由としまして不確定な要素が多い点です。
不確定な要素とは
- インフレ
- 増税
- 病気
- 親の介護
などになります。
予想できる範囲ならおよその金額が立てやすいですが、予想できない事が起きた時を考えると1000万では足りない気がします。
未来のことは誰にも予想できないので対策するとしたら「多くお金を持つ」こと以外ありません。
貯金がない人からしたら
貯金が1000万もあって何が不安なんだ?
と思うかもしれませんが、1000万あっても不安です。
1億円持っていていても「不安」という知人はいます。
貯金が100万でも1000万でも1億でも考える事は一緒なのかもしれません😂
安心するために必要な事

現在安心を得るために必要な事を考えると以下の様に思えます。
- 生活費を下げる
- 仕事を続ける
- 柔軟に対応する
こうするしかないかと考えます。
生活費を下げて生活を続け働けるうちは仕事を続ける事が大事なのかと考えます。
ただ、なんでも節約すればいいわけでもないと考えます。
人生は蓄財レースではありません。今の生活の満足度が下がらない程度に生活費を下げ働けるうちは働くことが重要になってくるかと思います。
それでもどうにもならない事態が起きたら、その時に「柔軟に対応する」ことが大事になってきます。
我々庶民は死ぬまで働く奴隷のなのです😭
まとめ 貯金額は安心できる指針にならない
今回の内容をまとめるとこの様になります。
- 一生分の生活費を賄いきれない
- 人生の3大支出を賄えない
- 不確定な要素が多い
以上になります。
1つ勘違いして欲しくないのは「1000万貯金しても不安がなくならない」なら貯める意味がないという訳ではありません。
1000万貯めるまでの経験や考え、貯めた金額は無駄になることはありません。
貯金は人と比べず自分のペースで続けていくことがいいのです。
お金のことばかり考えたくない人はお金を使わず生きる生き方を探すのもいいかと思います。
世の中には生活費が月1万や2万で生活している猛者もいますし、山奥で生活し0円で生活している人もいます。
そういう方の暮らしが参考になるかもしれません。
お金について常に考える人生は大変です…😌
ランキング始めました!
↓↓ポチッとしてもらえると励みになります!
