最近、「うまい棒」の価格が10円から12円に値上げした事が話題になりました。
参考:https://smbiz.asahi.com/article/14533295
うまい棒だけでなく、電気代なども相次いで値上げが発表されています。
つまり、ずっとデフレだった日本でも緩やかにインフレが進行しています。
インフレとは「物の価値が上がってお金の価値が下がる」事です。
インフレが進行すれば、貯金好きな日本人にとって痛手になるでしょう。
そこで今回は銀行預金のメリット・デメリットを紹介します😉
目次
銀行預金のメリット・デメリット
メリット
まずはメリットを紹介します。

価格変動リスクなし
まず1つ目に価格変動リスクがない事です。
仮に100万円の預金がある場合、次の日に90万円になったり、110万円に変わったりしません。
通帳に刻まれた100万円と言う金額が日々変動する事がありません。
株などは日々値段が変わるので購入時、100万円だった株が次の日に90万円、110万円と変わる事は珍しい事ではありません。
メリットの1つ目は価格変動リスクがない事です。
法律上1000万までは保護されている
銀行に預けてあるお金は1000万までは保護されています。
これをペイオフ制度と言います。
ペイオフ制度のおかげで銀行が倒産した時、元本1,000万円までとその利息等は保護されまます。
株ではそうはいきません。
会社が倒産したら当然株はゴミとなるので、1000万円分の株を所有していても保有会社が倒産すれば0円になります。
デフレに強い
銀行預金のメリットとしてデフレに強いという特徴があります。
デフレとは「物の価値が下がって、お金の価値が上がる事」です。
つまり、通帳の金額は変化はしませんが物の価値が下がれば買える物が増えるため現金は強くなります。
今までデフレ気味の日本では預金が強かったため、日本人の貯金大好き精神が育ったのかもれません😥
デメリット
お次にデメリットを紹介します。

利息がほぼ付かない
銀行預金は預けておくと利息が付きます。
しかし、その利息はほぼないようなものです。
大手銀行の定期預金金利で0.001%ほどとなっております。
仮に1000万円を銀行に預けていても年間100円しか利息がもらえません😂
最近はネット銀行で利息0.2%のところがあるので、もしお金を預けるなら少しでも金利の高いところがいいでしょう。
利息0.2%のネット銀行に預ければ元本1000万円なら年2万円の利息がもらえます。
利息が少しでも高いところに預けておけば、まだましです🤣
インフレに弱い
預金はインフレに弱いです。
最初に書いた「うまい棒」の値上げの様に、物の価値が上がりお金の価値が下がる事をインフレといいます。
預金通帳に刻まれている金額は変動しませんが、買える物の量が減るという事は実質的にお金の価値が下がっているという事です。
仮に1000円出して「うまい棒」を購入しようとすると、今までは100本買えていましたが(消費税は考慮してません)、12円になった事により83本しか買えなくなりました。
つまり、これだけお金の価値が下がったという事です😥
お金が減る場合もある
銀行預金を預けておくとお金が減る場合もあります。
キャッシュレスが進んでいない日本では今でも現金を使う人は多いでしょう。
ATMからお金が引き出そうとすると、手数料がかかる場合があります。
引き出すとき手数料が発生していれば、使用してなくてもお金が減っていきます。
例えば、1万円の預金から1000円を引き出した時、手数料が300円かかれば
引き出し前、預金1万円→引き出し後、預金8700円、手元1000円という風にお金を使用しなくてもお金が減ります。
まとめ
今回は銀行預金のメリット・デメリットを紹介しました。
- 価格変動リスクなし
- 法律上1000万円まで保護されている
- デフレに強い
デメリットとしまして
- 利息がほぼ付かない
- インフレに弱い
- お金が減る場合もある
ひと昔前までは利息が5%も付く銀行もあったそうです。
価格変動もせず、利息が5%も付けば親世代の貯金信仰が根付いた理由もわかります🤔
しかし、それは昭和までの話であり今は令和です。
時代が変われば考え方を変え、戦略を変えていかなくてはいけません。
今、銀用預金しかしていない方はこれからは投資をしていかなくてはなりません。
現代は誰でも簡単に投資ができる時代になりました。
これからの人生戦略に投資は必要です。
一緒に勉強し、少しでも人生を良くしていきましょう😉
