こんにちは!
無職です😉
投資を始めると全世界株式と全米株式のどちらのいいか?という議論が上がっている一方で、全世界株式と全米株式を両方持っているという人もいます。
両方持っている人がいると聞くと
全世界株式と全米株式を両方持ってもリスク分散になってない
こういう意見が上がります。
そこで今回は全世界株式と全米株式を両方持つことに意味はないのか?について考えていきます。
目次
結論
まずは結論ですが、
人によっては意味がある
と考えます。
なぜ、人により意味があるのか解説します
理由
なぜ人により意味があるのかと言うと、投資をやる上で大事な事があります。
もちろん、リスク分散させることも大事ですが
相場から離脱しない
事も大事だからです。
相場から離脱しない

投資を始めると必ず暴落局面に遭遇します。
どれだけ分散していても暴落する場面は必ずやってきます。
暴落時何が大切かというと、投げ売りをしない事が大事です。
暴落時は投げ売りをするのではなく耐えることが大事です。
こんなデータもあります。

引用:https://東海東京証券(www.tokaitokyo.co.jp/kantan/products/fund/special/tsumitate.html)
上記の表はMSCIワールド・インデックスを保有した期間の収益率を表した表です。
表を見てわかる通り、投資期間が長くなるほど振れ幅が小さくなり概ね株式を15年保有していればプラスに転じる可能性が高くなります。
これは過去のデータからの結果であって、未来を約束しているデータではありません。
しかし、長期で見れば経済は発展していきます。それだけ人間の経済を発展させようとする力は強いです。
相場から離脱しなければプラスに転じる可能性は高い
リスク許容度次第

そして相場から離脱しないために暴落時如何に耐えるかが大事になります。
このリスク許容度は人によって異なります。
50%暴落しても動じない人もいれば
10%暴落しただけで夜も眠れない人もいるでしょう。
もし、
全米だけだとアメリカに何かあった時不安だな
こう考えて
自分の心地の良い範囲で全世界株式を同時に持つ事は悪い事ではありません。
暴落時の衝撃を分散し、暴落時の心の平穏を保つ意味で同時購入はありだと考えます。
注意点

ただし1つ注意点があります。
全米株式はアメリカ100%ですが、
全世界株式もアメリカが60%含まれています。
つまり、1対1で全世界株式と全米株式を保有した場合約80%はアメリカの株式に投資していることになります。
この事実は知っていた方がいいでしょう。
まとめ
今回のまとめです。
全世界株式と全米株式を両方持ちはありか?なしか?という事で
人によりリスク許容度が違うため、相場から離脱しなければ両方持つのも戦略としてはOK!
ただし、約80%はアメリカに投資している事になる
上記の事さえ理解していれば両方持とうが片方にしようが問題ありません。
過去10年はアメリカが強かったため、全世界株式に投資をしても自然とアメリカの比率が高くなります。
しかし、今後もアメリカの1強が続くとは限りません。
中国が追い抜いて「中国株こそ最高!」と言う時代が来るかもしれませんですし、その他の新興国が来るかもしれません。もしかしたら、我らが日本株の時代が来るかもしれません。
どんな時が来てもリバランスを自動でしてくれる全世界株式が1番いいかもしれません😌
